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モーツァルト : 前奏曲とフーガ ハ長調

Mozart, Wolfgang Amadeus : Praeludium mit einer Fuge C-Dur K.394

作品概要

作曲年:1782年 
出版年:1800年 
初出版社:Breitkopf & Härtel
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:曲集・小品集
総演奏時間:9分30秒

解説 (1)

総説 : 中塚 友理奈 (421文字)

更新日:2015年5月12日
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1782年作曲、1800年出版。前奏曲については「幻想曲」として出版されているものが多いが、モーツァルト自身は「前奏曲」と呼んでいる。先にフーガが作曲されており、「それに先立つもの」として前奏曲が作曲された。前奏曲・フーガともに4分の4拍子である。姉ナンネルに献呈されたが、贈ったときの楽譜は残っていない。  前奏曲はアダージョ→アンダンテ→ピウ・アダージョと移り変わった後、最初のテンポに戻る。前奏曲は主和音で始まり、華やかな装飾や強弱の対比も見られる。アンダンテでは同じ和音が3連符で反復される一方、音域や音型は変化に富んでいる。ピウ・アダージョの部分では、減七和音のアルペッジョが際立つ。  フーガはアンダンテ・マエストーソであり、モーツァルトはこの曲をあまり速く弾かないよう姉に伝えていた。主題はバス→アルト→ソプラノの順に提示され、対旋律はゼクエンツが特徴である。主題の拡大・縮小を経て、最後にはアダージョに変わって締めくくられる。

執筆者: 中塚 友理奈

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