ホーム > セヴラック > 水の精と不謹慎な牧神

セヴラック :水の精と不謹慎な牧神

Séverac, Déodat de:Les Naïades et le faune indiscret

作品概要

作曲年:1908年 
出版年:1952年 
初出版社:Rouart-Lerolle
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:★ 種々の作品 ★
総演奏時間:7分20秒

解説 (1)

執筆者 : 和田 真由子 (397文字)

更新日:2007年11月1日
[開く]

1908年に作曲された。同年に《日向で水浴びする女たち》も作曲されている。セヴラックの曲には組曲の形式で書かれたものが多いが、これらは単独のピアノ曲として重要な作品である。水を扱っているという点においても、ラヴェルの《水の戯れ(1901)》と共通する要素を見ることができる。

《日向で水浴びする女たち》が昼の明るいイメージを喚起するのに対して、この曲は夜の魅惑的な光と香りを漂わせている。「夜のダンス」という副題がついており、しなるようなリズムにのせて、煌びやかに音たちが戯れていく。テンポや調性の変化、音域、強弱の変化がめまぐるしく、自由できまぐれな曲の印象がより一層際立っている。なまめかしく、悦楽的な響きがなんとも心地よい作品であるが、演奏においては、つきぬけるような高音の響きをききながらも体の重心が浮き上がることなく、しっかりと支えをもたせておくように注意したい。演奏所要時間は約7分。

執筆者: 和田 真由子
現在視聴できる動画はありません。  

楽譜 (1件)全件みる