
解説:宮本 優美 (346文字)
更新日:2007年5月1日
解説:宮本 優美 (346文字)
フランスの作曲家。1818年、画家の父とピアニストの母のもとに生まれる。母から初期の音楽教育を受け、36年にパリ音楽院に入学。39年にはローマ大賞受賞、ローマに留学する。3年間のローマ留学とその後のウィーン、ベルリン、ライプツィヒ滞在で、パレストリーナ、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンなど幅広く吸収した。
帰国したグノーは教会オルガニストとして演奏し、教会音楽を作曲していた。聖職者になるために勉強していたが、やがて断念し、51年に最初のオペラを作曲。59年には〈ファウスト〉が初演され、成功を収める。同年の〈アヴェ・マリア J.S.バッハの前奏曲に付けられた宗教的メロディ〉は今日でも様々な編曲で親しまれている。その他の作品には歌曲、合唱曲、2つの交響曲、室内楽曲、ピアノ曲などがある。
執筆者:
宮本 優美
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作品(28)
ピアノ独奏曲 (11)
性格小品 (7)
ピアノ合奏曲 (4)
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