ヤマハ :こどものバイエル ミッキーといっしょ レパートリー 2 メリーゴーランド（ドイツ民謡）
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解説 : 佐竹 那月 (87文字)
調号はないが、ト長調の作品。4分の3拍子。3拍子の拍感と親しみやすいメロディが、メリーゴーランドらしい心地よさをもたらしている。左右の6度音程の美しい響きも聴きどころである。
演奏のヒント : 大井 和郎 (356文字)
この曲の注意点は6度が多く出てくる事にあります。6度とは、数ある音程の中で最もその奏者の実力が分かってしまう音程です。この曲は右と左で音を1声ずつ弾いていますので、まだ安心できるのですが、右手だけで6度を弾く機会というのは多くある事で、その時、6度の下の方の音は決まって1か2の指が担当します。
1の指は最も強く、また上の方の音は4か5の指が担当し、4と5の指は弱いため、1の指の内声のほうが強く出てしまい、バランスが崩れます。故に6度は難しいのです。
この曲は、淡々と機械的に(メトロノームに近いタイミングで)進みますが、必ず左手を右手よりも弱く弾いてください。
4小節目と12小節目は、文章の句読点でいうと読点、8小節目と16小節目は句点の部分にあたります。句点の部分はくれぐれも大きすぎないように注意しましょう。
こどものバイエル ミッキーといっしょ レパートリー 2 メリーゴーランド（ドイツ民謡）
メリーゴーランド（ドイツ民謡）
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