マイカパル :子供のダンス
Maykapar, Samuel:Children's Dance
解説 : 池田 愛美 (113文字)
4分の2拍子、ト長調。A-B-Aの3部形式。16分音符の順次進行が作品を通して登場することで、生き生きとした音楽を作る。細かくスタッカートやテヌートの指示が書かれた旋律からは、おどけた感じもありながらどこか優美な印象も受ける。
演奏のヒント : 大井 和郎 (335文字)
この曲で、テンポ関連の指示は最後の42小節目で初めて登場する、poco sostenuto以外は書かれいません。故に、メトロノームとほぼ同じタイミングで淡々と進む事になります。そうなると、テンポ関係での表現では無く、ダイナミックやバランスで表現することが必須です。
ダイナミックで表現する例を述べます。例えば1ー2小節間がmp、3ー4小節間がp、5-6小節間がmp、7-8小節間がmfなどで上手く行くでしょう。
次にバランス関連の話をします。18ー25小節間、とにかく右手はさながら弦楽器のように、ppで3度を演奏してみてください。その状況で、左手をmf位でメロディーラインとしてフレージングします。最初のゴールは20小節目に、次のゴールは23小節目に向かうと良いでしょう。
子供のダンス
【2022年ピティナB級(小学4年以下)ロマン】子供のダンス
子どものダンス
【課題曲ラボラトリーコンサート】子どものダンス
動画 ピティナ全国大会常連ピアニストが教える!2022 ピティナ課題曲解説 B級 ロマン【解説&演奏あり】マイカパル:子どものダンス
動画 【ピティナ・eラーニング】2022年度コンペ課題曲アナリーゼ~2つの異なる視点から~
検索