ホーム > ベートーヴェン > ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 > ピアノ協奏曲第3番作品37の第1楽章、カデンツァつき(ベートーヴェン) ハ短調

アルカン, シャルル=ヴァランタン :ピアノ協奏曲第3番作品37の第1楽章、カデンツァつき(ベートーヴェン) ハ短調

Alkan, Charles-Valentin:1er mouvement du Concerto en ut mineur, oev:37 de Beethoven; arrangé pour piano seul, avec une cadence c-moll

作品概要

出版年:1860年 
初出版社:S.Richault
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:トランスクリプション
原曲・関連曲: ベートーヴェンピアノ協奏曲 第3番 ハ短調

解説 (1)

執筆者 : ピティナ・ピアノ曲事典編集部 (373文字)

更新日:2010年1月1日
[開く]

61年に出版されたモーツァルトの協奏曲独奏用編曲(当該項目を参照)に先駆けて出版された協奏曲の独奏用編曲。アルカンはピアノのパートとオーケストラのパートを、あらゆる技巧を駆使して可能な限り忠実に再現しようとした。このようなリアリゼーションは、原曲のテクスチュアを尊重する彼の独特な信念に基づく。アルカンは、不可侵な理想としての古典音楽のイメージを、比類ないヴィルトゥオージティを通してピアノ上に顕現させようとしている。

一方、カデンツァの様式は古典的であるどころかきわめて「モダン」である。主題のいくつかの動機を用いて展開されるいくつかのセクションが並列され、中ほどには協奏曲の主題が、ベートーヴェンの第5交響曲のフィナーレの主題に変容する。彼のトランスクリプションには「古典」と「モダン」の並置というアルカン作品の特徴がもっとも顕著に現れている。

現在視聴できる動画はありません。  

楽譜 (0件)