close
ホーム > ヤマハ > 新版 みんなのオルガン・ピアノの本 3 > かわいいアウグスティン(スワビア民謡)

ヤマハ : 新版 みんなのオルガン・ピアノの本 3 かわいいアウグスティン(スワビア民謡)

yamaha music foundation & yamaha music media corporation : *in preparation* Ach, Du Lieber Augustin (Swabian Folk Song)

作品概要

楽曲ID:57118
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:教則本
総演奏時間:0分25秒

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:基礎2 基礎3

楽譜情報:1件

解説 (2)

解説 : 池田 愛美 (90 文字)

更新日:2022年2月28日
[開く]

4分の3拍子、ヘ長調。A-B-Aの3部形式。A部分はヘ長調で、付点のリズムを伴った軽快な旋律が登場する。続くB部分は属調のハ長調に転調し、1小節を1フレーズとしてまとめられている。

執筆者: 池田 愛美

演奏のヒント : 大井 和郎 (542 文字)

更新日:2022年5月20日
[開く]

左右のバランスを考え、安定したテンポできっちりと弾けば良いのですが、いくつか助言があります。3小節目の2ー3拍間(以下7小節目、15小節目も同様)、右手と左手が同じ音ですね。これは2つ可能性があって、左手だけで2ー3拍間を演奏し、右手はその間弾かない というやりかたと、左手がBだけを弾き、右がCを弾くというやり方です。

どちらでもよいのですが、メリットとディメリットが双方にあります。左だけで弾いた場合、技術的には楽で、こちらの方がミスタッチの心配は減ります。しかしメロディーラインがはっきりと出ない可能性も出てきます。

一方、右で取ればメロディーラインははっきりと聴かす事ができますが、左右の手がかなり近づくことから、ミスタッチをする可能性も出てきます。

筆者であれば、後者を取ります。右手でメロディーラインをはっきりと聴かせた方がやはり良いと思うからですが、学習者の皆さんは担当の先生と相談して決めてください。

その他、注意すること。4小節目、8小節目、16小節目は全て前の小節の和音の解決和音になりますので、前の小節(3小節目、7小節目、15小節目)よりも音量を控えるようにします。

9ー10小節間、11ー12小節間、強弱を異ならせて、同じ事を繰り返すように聴かせない事が望ましいです。

執筆者: 大井 和郎

楽譜

楽譜一覧 (1)