ヤマハ : 新版 みんなのオルガン・ピアノの本 3 かわいいアウグスティン(スワビア民謡)
yamaha music foundation & yamaha music media corporation : *in preparation* Ach, Du Lieber Augustin (Swabian Folk Song)
作品概要
解説 (2)
解説 : 池田 愛美
(90 文字)
更新日:2022年2月28日
[開く]
解説 : 池田 愛美 (90 文字)
4分の3拍子、ヘ長調。A-B-Aの3部形式。A部分はヘ長調で、付点のリズムを伴った軽快な旋律が登場する。続くB部分は属調のハ長調に転調し、1小節を1フレーズとしてまとめられている。
演奏のヒント : 大井 和郎
(542 文字)
更新日:2022年5月20日
[開く]
演奏のヒント : 大井 和郎 (542 文字)
左右のバランスを考え、安定したテンポできっちりと弾けば良いのですが、いくつか助言があります。3小節目の2ー3拍間(以下7小節目、15小節目も同様)、右手と左手が同じ音ですね。これは2つ可能性があって、左手だけで2ー3拍間を演奏し、右手はその間弾かない というやりかたと、左手がBだけを弾き、右がCを弾くというやり方です。
どちらでもよいのですが、メリットとディメリットが双方にあります。左だけで弾いた場合、技術的には楽で、こちらの方がミスタッチの心配は減ります。しかしメロディーラインがはっきりと出ない可能性も出てきます。
一方、右で取ればメロディーラインははっきりと聴かす事ができますが、左右の手がかなり近づくことから、ミスタッチをする可能性も出てきます。
筆者であれば、後者を取ります。右手でメロディーラインをはっきりと聴かせた方がやはり良いと思うからですが、学習者の皆さんは担当の先生と相談して決めてください。
その他、注意すること。4小節目、8小節目、16小節目は全て前の小節の和音の解決和音になりますので、前の小節(3小節目、7小節目、15小節目)よりも音量を控えるようにします。
9ー10小節間、11ー12小節間、強弱を異ならせて、同じ事を繰り返すように聴かせない事が望ましいです。
ピティナ&提携チャンネル動画(11件) 続きをみる
楽譜
楽譜一覧 (1)

(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス