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山田 耕筰 :前奏曲 ト短調

Yamada, Kōsaku:Prelude g-moll

作品概要

作曲年:1928年 
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:前奏曲

解説 (2)

楽曲解説 : 丸山 瑶子 (356文字)

更新日:2018年3月28日
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1951年8月26日作曲。本作作曲の3年前の1948年、山田は脳溢血を患い半身不随となったがのちに再起しており、創作活動は63年ごろまで続いている。しかし後藤暢子「(山田耕筰」下中邦彦編、『音楽大事典』第5巻、東京:平凡社、1983年)によれば、山田は97曲のピアノ作品を残しているが、51年成立の本作がその最後の作品と考えられている。その他のジャンルにおける山田の代表作も多くが不随になる以前に書かれている。

作品のスタイルは、初期の多くのピアノ小品と同じように、和声的な不安定さが特徴的である。ト短調と表題にあるが、半音進行や増音程などが多く、また一時的転調も頻繁であるため、特に前半は特定の調の優位性が強く感じられない。一方、楽曲全体は互いに関連し合う動機素材による統一が見られ、作者の構成力の高さが窺える。

執筆者: 丸山 瑶子

About work(s) : 丸山 瑶子 (794文字)

更新日:2018年4月18日
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