バッハ :フランス組曲 第5番 ガヴォット BWV 816

Bach, Johann Sebastian:Französische Suiten Nr.5 Gavotte

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ガヴォット
総演奏時間:1分00秒
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解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (546文字)

更新日:2018年3月13日
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この曲は2拍目から始まりますので少し説明がしづらいのですが、2小節分単位で1つのフレーズになります。冒頭から2小節目の1拍目までが1つ。2小節目の2拍目から4小節目の1拍目までが1つといった具合にフレーズを分けます。この1つ目が主題となり、例によって主題が色々な形に変化していきます。主題は右手が6度を保ちながら進みます。6度はどうしても内声が1や2の指になる事が多く、ついつい力が入ってしまい、主題のtopが聞こえなくなってしまうことがしばしば起こります。1や2の指の力を抜くことが大切です。

次に、このガヴォットは多くの8分音符が連続して並びます。後半特にそれが多くなります。この8分音符が主題の音量に勝り、主題を聞こえにくくさせます。割と低いレジスターも演奏しますので、そうなるとなおさら聴き取りにくくなります。奏者は8分音符の音量をぐっと落として、主題とのバランスを保つように工夫してみて下さい。

このガヴォットもリピートがありますが、1回目と2回目では少し異なるように演奏すると良いでしょう。例えば12小節目2拍目から16小節目1拍目までで、1回目は右手を、2回目は左手を出してみるなどの工夫をされると良いと思います。

曲全体は決して厳かにならず、優雅に軽やかに演奏するように心がけます。

執筆者: 大井 和郎

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