ホーム > バッハ > 組曲 変ホ長調 > クーラント

バッハ :組曲 クーラント BWV 819

Bach, Johann Sebastian:Suite Courante

作品概要

楽曲ID:38209
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:クーラント
総演奏時間:2分20秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:発展1 発展2 発展3 発展4 発展5

楽譜情報: 0件

解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (461文字)

更新日:2024年1月19日
[開く]

このクーラントは3/2拍子であるため、フランススタイルのクーラントで、そこまでテンポを上げて弾く曲ではありません。拍子記号には、3/2拍子の右隣に、6/4拍子とも書いてあり、こちらは2拍子系とします。

この楽譜には、1小節に8分音符が12個入る事になるのですが、4つの音符を1拍とし、x3 で書かれてある3拍子系の小節と(例:9小節目)、6つの音符を1拍とし、x2 で書かれてある2拍子系の小節が(例:15小節目)、入り乱れており、2拍子で感じる小節と3拍子で感じる小節がありますので、それぞれ、書かれてある通りに拍を感じて演奏して良いと思います。

この、2拍子系か3拍子系のどちらであるか、判断が難しい小節もあります。

例えば12小節目ですが、ト音記号、アルトには、8分休符が1つ、8分音符が3つ書かれてありますので、3拍子系かと思ってしまうのですが、この小節を実際に演奏してみると、3拍目を感じることが難しく、2拍子で感じた方が自然であることがわかります。

奏者は演奏してみて、奏者が自然に感じる拍でカウントしてみてください。

執筆者: 大井 和郎
現在視聴できる動画はありません。  

楽譜

楽譜一覧 (0)

現在楽譜は登録されておりません。