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バッハ :組曲 サラバンド・ドゥーブル BWV 818

Bach, Johann Sebastian:Suite Sarabande double

作品概要

楽曲ID:38207
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:サラバンド
総演奏時間:6分00秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:発展1 発展2 発展3 発展4 発展5

楽譜情報: 0件

解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (463文字)

更新日:2024年1月19日
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このサラバンド・ドゥーブルを弾く人は、1つ前の曲のサラバンド・サンプルを弾いた事があると思いますので、それを前提にお話をします。サラバンド・サンプルの場合、ゆったりとしたソプラノの歌のラインに対して、器楽的なアルペジオの伴奏が付く感覚ですが、サラバンド・ドゥーブル の場合、音価が細かくなり、左手に8分音符が連続し、右手に16分音符が連続します。

こうなると、どうしても「動き」という感覚を感じざるを得ず、それがバッハの目指したところであると思います。サラバンド・ドゥーブル は、サラバンド・サンプルの「変奏」と考えても構いません。

サラバンド・ドゥーブルを演奏しながら、もう一台のピアノで、サラバンド・サンプルのソプラノの部分のみを弾いて合奏してみて下さい。綺麗におさまるはずです。サラバンド・ドゥーブルを演奏するときは、サラバンド・サンプルのソプラノラインを意識して演奏してみて下さい。

もう1つ。「動き」を感じても、決してテンポを変えず、サラバンド・サンプルと同じテンポで進み、決して前のめりにならないように気をつけて下さい。

執筆者: 大井 和郎
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