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バッハ :組曲 サラバンド・サンプル BWV 818

Bach, Johann Sebastian:Suite Sarabande simple

作品概要

楽曲ID:38206
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:サラバンド
総演奏時間:1分40秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:発展1 発展2 発展3 発展4 発展5

楽譜情報: 0件

解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (412文字)

更新日:2024年1月19日
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このサラバンドは、ポリフォニーの要素は強くなく、ホモフォニーの要素が感じられます。ソプラノとバスの2声と考えても良いです。そして、内声はその多くがアルペジオで書かれており、音は小節いっぱいまで、伸ばされて書かれているところから考えると、リュートなどのようなギター的な楽器の伴奏をイメージした曲と想像出来ます。その上に歌の部分があるとお考え下さい。

メロディーラインはソプラノにあり、ソプラノのラインを辿っていけば理にかないます。ソプラノの音価を注視し、その間に入ってくる、棒が上を向いた音符で、ソプラノとは異なった声部の音符もありますので、注意して下さい(例:7小節目2拍目、ト音記号のAはソプラノではありません)。

曲そのものは、悲しみの表現も含まれています(バッハのa-moll自体がそのようなムードの調です)。故に表現は多少強い方が良いでしょう。

その上で、メロディーラインと内声の区別をハッキリとつけると聴き易くなります。

執筆者: 大井 和郎
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