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バッハ :組曲 アルマンド BWV 818

Bach, Johann Sebastian:Suite Allemande

作品概要

楽曲ID:38204
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:アルマンド
総演奏時間:3分10秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:発展1 発展2 発展3 発展4 発展5

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解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (386文字)

更新日:2024年1月19日
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このアルマンドを聴くと、フランス組曲d-mollのアルマンドをどうしても思い出してしまいます。それほど多くの共通点を感じます。

このアルマンドを演奏する上での注意点は、声部の独立にあります。基本的には3声で進みますが、ソプラノとアルトの位置は近づくことが多くあり、声部が混同してしまいがちですので、その辺りの独立を目指されれば良いでしょう。

曲は神的でもあり、厳かなムードで進みます。特に圧迫感も感じられず、特に大きなピークポイントもありません。近親調には転調しますが、前半最後もa-mollのドミナントのカラーが強く、よくバッハが書く、「完全に近親調に転調した状態で前半を終える」こともありません。

音楽は急ぐこと無く、適度なテンポで、心地よく進みます。このような流れを前提で、強弱を付けてみて欲しいのですが、特に感情的にもならず、かつ平坦にもならず、淡々と進んでみて下さい。

執筆者: 大井 和郎
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