ベートーヴェン :ピアノ・ソナタ 第11番 第4楽章 Op.22

Beethoven, Ludwig van:Sonate für Klavier Nr.11  4.Satz Rondo-Allegrretto

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:5分30秒
著作権:パブリック・ドメイン
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解説 (1)

解説 : 岡田 安樹浩 (303文字)

更新日:2019年2月16日
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(第4楽章)変ロ長調 4分の2拍子 ロンド

軽快に動き回るロンド主題は、内声に属音(ヘ音)が絶えず保持されている。アルペジオの経過句を経て、オクターヴのシンコペーション主題が変ロ長調であらわれる(第25小節~)。アルペジオの経過楽想の後にロンド主題の動機が反復され、ロンド主題が回帰する(第50小節~)。

これに続く部分は、ロンド形式では通常新たな主題が提示されるが、ここでは素材の発展、展開にあてられている(第68小節~)。ロンド主題の再現(第120小節~)においてもかなりの変奏技法が盛り込まれており、属調主題の再現の後もう一度ロンド主題があらわれ、さらに動機を発展的にあつかったコーダで楽曲を閉じている。

執筆者: 岡田 安樹浩