ベートーヴェン :ピアノ・ソナタ 第7番 第4楽章 Op.10-3

Beethoven, Ludwig van:Sonate für Klavier Nr.7 4.Satz Rondo-Allegro

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:4分00秒
著作権:パブリック・ドメイン
ピティナ・コンペ課題曲2022:E級
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解説 (2)

解説/演奏のヒント : 菊地 裕介 (274文字)

更新日:2020年4月1日
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第4楽章

第1楽章では動機a→bの順に提示されたが、ここでは再び動機bが前面にあらわれ、動機b→aの順に提示される。動機bはここで、再び正気を取り戻している(減4度→完全4度)が、なお納得には至ってないようで、繰り返し繰り返し問いかけを続けているが回答は得られない。減七和音の悪夢も、いまだ随所に姿を見せている。この楽章ではソナタにみられたあらゆる要素が回帰し、一定のカタルシスへは至るのだが、このソナタで一貫して描かれた「ある精神病患者」は、その病魔を克服したのではなく、それとの共存を受容したのであろうと感じさせるような暗示に満ちて、曲を閉じる。

執筆者: 菊地 裕介

解説 : 齊藤 紀子 (123文字)

更新日:2019年3月5日
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