モーツァルト :ピアノ・ソナタ 第16(15)番 第2楽章 K.545 ト長調

Mozart, Wolfgang Amadeus:Sonate für Klavier Nr.15 Mov.2 Andante G-Dur

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:4分00秒
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解説 (1)

解説 : 岡田 安樹浩 (441文字)

更新日:2019年3月5日
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第2楽章 ト長調 4分の3拍子

Andanteの緩叙楽章。終始アルベルティ・バスの上に旋律が奏でられる。旋律の中には、音階、分散和音といった音型と、レガート、スタッカートという対照的なアーティキュレイションが盛り込まれている。こうした表情豊かな旋律は、モーツァルトの作品において珍しいものではないが、これらが、意図して用いられたと考えることもできよう。

全体は3つの部分からなり、第1部と第2部はそれぞれ反復記号によって繰り返されるが、第3部は前半の前半2部分の倍程度の小節数をもっており、大きなバール形式ととらえることもできよう。

第1部では、8小節の主題とその変奏、第2部(第17小節~)は属調にはじまり、主調で第1部の後半部分を繰り返し、簡潔な2部形式を構成している。

第3部(第33小節~)は同主短調のト短調で開始され、主題が変奏される。変ロ長調、ハ短調を経て再びト短調へ回帰するが、すぐにト長調へと転じて主題を再現する(第49小節~)。最後に下属調のハ長調を経由して楽章を閉じる。

執筆者: 岡田 安樹浩

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