ホーム > スクリャービン > 2つの即興曲

スクリャービン :2つの即興曲 Op.10

Scriabin, Alexander:2 Impromptus Op.10

作品概要

作曲年:1894年 
出版年:1895年 
初出版社:Belaïev
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:即興曲
総演奏時間:5分40秒

解説 (1)

執筆者 : ピティナ・ピアノ曲事典編集部 (509文字)

更新日:2018年3月12日
[開く]

作品10としてまとめられた2曲は、スクリャービンの生前に出版された(作品2-3、7、10、12、14)なかで、「マズルカ風」ではない最初の即興曲である。とはいえ、左手の伴奏形に見られるように、この2曲にも未だ舞曲的な要素は残存しているように感じられる。  おそらく1984年に作曲されたこの2曲は、出版者ベリャーエフに送られ、スクリャービン自身の細かな校正の上で、翌年2月に出版された。 ■第1曲:嬰ヘ短調  三部形式。冒頭旋律の8分音符と三連8分音符の交替は、あたかもそこで即興的なテンポ・ルバートが行われているかのように聴こえる効果をもたらしている。旋律の音域は非常に幅広く、器楽的である。中間部分は嬰ヘ長調に転調し、左手の力強いオクターブによる、付点音符と三連符のリズムが支配的となる。 ■第2曲:イ長調  両端部分の主題の骨組みは、上行する旋律に下行する旋律が応答する、というものだが、後半の下行の旋律に細かな連符が組み合わされ、即興性を生み出している。軽快な三連符による結尾ののちに現れる中間部分は、2拍ごとに行われる3度の上行と、伴奏部のタイによってヘミオラが形作られ、それがほぼ中間部全体を支配している。

楽章等 (2)

第1番 Op.10-1

調:嬰ヘ短調  総演奏時間:3分20秒 

動画(0)

解説(0)

楽譜(0)

第2番 Op.10-2

調:イ長調  総演奏時間:2分20秒 

動画(0)

解説(0)

楽譜(0)

現在視聴できる動画はありません。  

楽譜 (0件)