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ハイドン :ソナタ 第58番 Hob.XVI:48 op.89 ハ長調

Haydn, Franz Joseph:Sonate für Klavier Nr.58 C-Dur Hob.XVI:48 op.89

作品概要

作曲年:1789年 
出版年:1789年 
初出版社:Breitkopf und Härtel
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:11分00秒

解説 (1)

執筆者 : 齊藤 紀子 (473文字)

更新日:2007年8月1日
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1789年に作曲された。全2楽章から成る。

第1楽章のハ長調はアンダンテ・コン・エスプレッシオーネの4分の3拍子。この楽章は、ソナタ形式ではなく変奏曲に近い形式で書かれているが、時折、副次的な楽句が挿入される。その基盤となる主題は非常に簡素なものであるが、これが多様に装飾、変奏され、この楽章に落ち着いた気品をもたらしている。主として、移旋による長調と短調の対比の手法に基づいており、その点で、同じくハイドンのヘ短調の《主題と変奏》に通じる。

第2楽章のプレストは4分の2拍子で、「ロンド」と明記されている通り、ロンド形式による。第1楽章と同じくハ長調で書かれている。第1楽章から一転し、溌剌とした性格に溢れ、無窮動的な楽章となっている。そのロンド主題は、右手のメロディーに伴う左手という手法であったのに対し、最初の副次的主題(第13小節~)は左右の手による会話を思わせるものとなっている。また、左右のユニゾンによる副次的主題(第64小節~)もある。この楽章の終結部分では、ロンド主題の頭の部分を右手→左手の順に提示することにより、この楽章を閉じる。

執筆者: 齊藤 紀子

楽章等 (2)

第1楽章

総演奏時間:7分30秒 

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第2楽章

総演奏時間:3分30秒 

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その他特記事項
第58番は「ウィーン原典版」の番号