バッハ : アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳 第2巻 ミュゼット BWV Anh.126 ニ長調
Bach, Johann Sebastian : Das zweiten Notenbuch für Anna Magdalena Bach Musette D-Dur BWV Anh.126
作品概要
解説 (2)
総説 : 原 晶穂
(261 文字)
更新日:2018年3月12日
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総説 : 原 晶穂 (261 文字)
〈ニ長調のミュゼット〉BWV Anh.126 〈ニ長調のミュゼット〉はJ.S.バッハ(1685-1750)の《アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳》に含まれる曲である。 ミュゼットとは、17、18世紀にフランスの地方の民俗楽器のことで、バクパイプの一種である。また、ミュゼットは牧歌的、つまりのどかな田舎風の旋律による楽曲や舞曲を意味する場合もある。 この曲の左手は1〜2、5〜6小節でニ音を、9〜12小節でイ音を、12〜17小節でホ音を保ち続けている。このことによって、素朴で陽気な踊りのスタイルが表現されている。
演奏のヒント : 大井 和郎
(437 文字)
更新日:2024年4月21日
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演奏のヒント : 大井 和郎 (437 文字)
ミュゼットとは、バグパイプのような楽器です。即ち、ペダルポイント(保続音)がずっと鳴り響いている音楽で、その描写です。左手が、オクターブを分散させて、8分音符で書かれている小節が大多数を占めます。これがミュゼットの保続音と考えます。
故に、例えば、1~2小節間と、3~4小節間では、異なった楽器と考えますので、仮に、1~2小節間がフォルテであるのならば、3~4小節間はピアノという風に、あるいはその逆でも構いませんが、なにかしら、アンサンブルの違いを表現するようにします。
9小節目から調が変わります。A-durと仮定します。13~17小節間は、E-durではなく、A-durのドミナントと考えます。13~14小節間と、15~16小節間は全く同じですので、強弱で違いを付けて下さい。
左手の分散オクターブは、ミュゼットの保続音を描写しているのであれば、本来はレガートで伸ばすのが筋かもしれませんが、スタッカートで軽く弾くことで、曲として楽しく、品性を持って演奏することができます。
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