バッハ : アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳 第2巻 ポロネーズ BWV Anh.119 ト短調
Bach, Johann Sebastian : Das zweiten Notenbuch für Anna Magdalena Bach Polonaise g-moll BWV Anh.119
作品概要
解説 (2)
演奏のヒント : 大井 和郎
(340 文字)
更新日:2022年5月20日
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演奏のヒント : 大井 和郎 (340 文字)
このポロネーズにはダイナミックマーキングが一切かかれていませんが、筆者の主観で決めたダイナミックマーキングを書いておきます。ご参考まで。
1ー4小節間 mfから始まり、繰り返しの時はmpで。
5ー6小節間pで。7ー10小節間、シークエンスとなります。このシークエンス下行していますが、クレシェンドしても構いません。
例えば7小節目は大きく、8小節目は小さく、3小節目再び大きく など変化を付けるようにします。10小節目はしかしながらB-durのカデンツの部分であり、筆者であれば弱めます。
いずれにせよ、この4小節間のシークエンスが平坦にならないように気をつけましょう。
11-12小節間、毅然としたフォルテで2小節間演奏し、13小節目でpに落とし、14-16とクレ
シェンドして終わります。
解説 : 熊本 陵平
(250 文字)
更新日:2025年10月19日
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解説 : 熊本 陵平 (250 文字)
主調はト短調。三部形式である。
A(1から4小節)
B(5から10小節)
C(11から16小節)
冒頭主題はポロネーズらしい凛々しく引き締まったリズムで開始される。楽節Bでは1小節目のリズムモティーフが変ロ長調で序奏的に展開され、その後7小節から2小節目間ゼクエンツで展開され一旦終結する。楽節Cは3つの四分音符で2度上行して6度急角度で下行する大胆なモティーフから始まり、悠々しく終結する。
ポリフォニックな要素は少ないが、左手の順次進行の動きに注意してニュアンスを加えることでより立体的な演奏を目指したい。
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