バッハ :インヴェンション 第12番 BWV 783 イ長調
Bach, Johann Sebastian:Invention Nr.12 A-Dur BWV 783
ピティナ・ピアノステップ
23ステップ:応用3 応用4 応用5 応用6 応用7 発展1
解説 : 髙松 佑介 (205文字)
イ長調、12/8拍子。
3回の主題提示部と2回の間奏から構成される。冒頭2小節では上声部が主題、下声部が対位主題を提示し、両声部を交換して5度上で反復される。この主題は、第2提示部において嬰ヘ短調(第9小節~)と嬰ハ短調(第11小節~)で現れた後、第3提示部において下声部が主調で奏する(第18小節~)。
前曲と同様に、16分音符が――曲尾のカデンツを除いて――曲全体を通して絶え間なく鳴り響くよう構築されている。
楽曲分析図 : 林川 崇 (61文字)
9小節の右手は入りが変型されているが、1拍目からテーマ。
譜例提供:ベーレンライター(Bärenreiter Verlag)
2声のインベンション 第12番 イ長調
2声のインベンション 第12番 イ長調 BWV783
インヴェンション 第12番 イ長調