スクリャービン :24の前奏曲 第6番 Op.11 ロ短調
Scriabin, Alexander:24 Preludes Allegro h-moll
解説 : 齊藤 紀子 (192文字)
第6曲目 ロ短調 4分の2拍子 アレグロ
モスクワ音楽院在学中、17歳の時に、旅行先のキエフで作曲された。左右どちらの手もオクターヴを基調としている。付点4分音符と8分音符からなるリズムを、1拍ずらしてもう一方の手が追いかける形になっているが、実際には、付点4分音符の代わりにタイで結ばれた4分音符と8分音符で記譜されているため、このリズムのずれが視覚的にわかりやすいものになっている。
24の前奏曲 第6番 ロ短調