スクリャービン :24の前奏曲 第3番 Op.11 ト長調
Scriabin, Alexander:24 Preludes Vivo G-Dur
解説 : 齊藤 紀子 (159文字)
第3曲目 ト長調 4分の3拍子 ヴィーヴォ
ハイデルベルクに滞在している時に作曲された。23歳の時のことである。スクリャービンは、この作品の出版を手助けしたべリャーエフのすすめにより、この地で神経症の治療を受けた。2対3や3対4のポリ・リズムによって書かれたこの曲は、左右の手のどちらも、うねるような動きが特徴的である。
24の前奏曲 第3番 ト長調