上野 耕路 :《ウンタマギルー》
Ueno, Koji:Untama Giru for piano
プロフィール (277文字)
〈12のブロックからなる。第二ブロックで、半音音程を含む琉球旋法上に全音音階を配置し、それによる独特な浮遊感で「沖縄の聖なるけだるさ」と言われる雰囲気を出した。この音楽は、幻想的でシニカルな語り口を特徴とする沖縄出身の映画監督、高嶺剛による、オール沖縄ロケーション、台詞は全て琉球語という映画「ウンタマギルー」(1989)のメイン・タイトルとして作曲した。言葉の意味は「運玉森の義賊」で、それとは村芝居などで沖縄では馴染み深い反骨的キャラクター(いつも薩摩商人に一泡吹かせる)である。ベルリン映画祭カリガリ映画賞、毎日映画コンクール音楽賞などを受賞。〉
《ウンタマギルー》
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