ラモー :リゴドン ハ長調
Rameau, Jean-Philippe:Rigaudon, C-dur
ピティナ・ピアノステップ
23ステップ:基礎3
解説 : 池田 愛美 (82文字)
4分の4拍子、ハ長調。全16小節。リゴドンは南フランスを起源にもつ民俗舞踊の名称である。4分音符で音楽の大きな流れが書かれており、躍動感ある快活な舞曲となっている。
演奏のヒント : 大井 和郎 (542文字)
とても楽しい曲ですので軽快に、楽しく弾きましょう。その秘訣として、アーティキュレーションをはっきりさせる事=スタッカートを短く、そしてレガートとスタッカートの違いをはっきりつけます。
例えば冒頭、GFEという音がありますが、GFEまでレガートで弾き、Eを弾いた瞬間にスタッカートにします。1小節目、右手は全部スタッカートで。2小節目、EDECまでレガートで、最後のCを短く切ります。4拍目のGもスタッカート。3小節目、右手は全部スタッカートで。4小節目、右手、EFEDCとレガートで、最後のCをスタッカートにします。以下同様。
左手は、例えば1小節目、付点2分音符のCから4拍目のGまでつなげます。 Gを弾いた瞬間にスタッカートにします。2小節目も同じ。3小節目、全部の音符をスタッカートに。4小節目、付点2分音符分伸ばします。以下同様。
次にテンポですが、2分音符が110位にするとよいでしょう。
あと、強弱の違いですが、筆者の楽譜にはメゾフォルテとメゾピアノしか書かれていません。筆者の個人的助言としては、書かれているダイナミック以外、もっと多くのダイナミックの変化があっても良いと思います。楽しい曲なので特にppは要らないかも知れませんが、フォルテはあっても良いともいます。ご参考まで。
リゴドン ハ長調
リゴドン
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