作品概要
解説 (1)
執筆者 : 須藤 英子
(217 文字)
更新日:2010年1月1日
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執筆者 : 須藤 英子 (217 文字)
更新日:2010年1月1日
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天平時代に思いを馳せて作曲された組曲「白鳳の歌」の終章。この組曲は、正倉院の遺物から着想を得た「﨟纈」、「和琴」、そして奈良薬師寺東塔の上部にある火焔型の飾りに因んだ「水煙」から成る。1930年、33歳の作曲者が印象派的な音楽を作っていた頃の作品で、曲調からもタイトルの付け方からも、ドビュッシーの影響が感じられる。激しく急速な第1部分が、転調を伴いつつ3度現れ、5音音階風のメロディーを含む雅な第2部分が、その合間に2度挿入される。
執筆者:
須藤 英子
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