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ショパン :チェロ・ソナタ Op.65 CT204 ト短調

Chopin, Frederic:Sonate für violoncello und klavier g-moll Op.65 CT204

作品概要

作曲年:1845年 
出版年:1847年 
初出版社:Leipzig
献呈先:Auguste Franchomme
楽器編成:室内楽 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:24分00秒
著作権:パブリックドメイン

解説 (1)

総説 : 中塚 友理奈 (643文字)

更新日:2015年5月12日
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1845~1846年にかけて作曲され、翌年(1847年)に出版された。ショパンがパリに住んでから、友人でありチェリストであるオーギュスト・フランコームは芸術面と生活面で大きな支えとなっていた。彼に対して、「彼の友・パリ音楽院教授」という献辞を添えて出版されたのが、この作品である。全4楽章から成り、ショパンがチェロを独奏楽器として扱った作品としては4作目である。  第1楽章はアレグロ・モデラート、4分の4拍子。  ソナタ形式ではあるが、再現部において第1主題ではなく第2主題が再現されている点で、楽典的なソナタ形式の図式とは異なる。  第2楽章はスケルツォ(アレグロ・コン・ブリオ)、4分の3拍子。ニ短調。  冒頭は力強く始まり、拍子感が明確に刻まれる主題が提示される。片方のパートが動的な旋律、もう片方のパートが合いの手の如く和音(ないし対旋律)を奏でることで躍動感を持たせながら進んでいく。中間部はニ長調へと転調し、歌唱的な旋律を得意としたショパンらしいレガートの旋律をチェロ、分散和音をピアノが担当する「カンタービレ」。  第3楽章はラルゴ、2分の3拍子。変ロ長調で、歌唱様式による緩徐楽章である。ここで現れる主題は〈葬送行進曲〉(《ピアノ・ソナタ第2番》の第3楽章)に類似している。  第4楽章はアレグロ、2分の2拍子。展開部が再現部を兼ねた2部分形式となっている。コーダはト長調でピウ・モッソ・アル・フィーネ(終わりまで速度を増して)と記されており、明るく全曲を締めくくる。

執筆者: 中塚 友理奈

楽章等 (4)

第1楽章

総演奏時間:10分00秒 

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第2楽章

総演奏時間:5分00秒 

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第3楽章

総演奏時間:3分30秒 

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第4楽章

総演奏時間:5分30秒 

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