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メンデルスゾーン :ピアノ・ソナタ 第2番 ト短調 Op.105 U 30

Mendelssohn, Felix:Sonate für Klavier Nr.2 g-moll Op.105 U 30

作品概要

楽曲ID:1093
作曲年:1821年 
出版年:1868年 
初出版社:Rieter-Biedermann, Leipzig
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:20分00秒
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

執筆者 : 和田 真由子 (409文字)

更新日:2007年10月1日
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1821年、メンデルスゾーンが12歳の時の習作。メンデルスゾーンの死後、1868年に初版が出された。作品番号は、メンデルスゾーンの没後に出版社や、編纂者によってつけられたものであるため、作曲された順番とは関連していない。

全3楽章、急―緩―急のソナタ形式。

第1楽章 ト短調 アレグロ:ト短調の第一主題と、変ロ長調の第二主題は、ともに同じモチーフを用いていることが特徴。このような単一主題のソナタ形式を用いた作曲は、ハイドンからの影響である。これらの短いモチーフがさまざまに形を変えながら楽章を通して何度も登場する。

第2楽章 変ホ長調 アダージョ:カンタービレ・エ・レントで、旋律が非常に穏やかに歌われていく。部分ごとに、支配している和声の色の変化を感じながら演奏するとよいだろう。

第3楽章 ト短調 プレスト

機能和声に支えられた単純なリズム伴奏にのせて、右手では音階的な動きが多用されている。短い展開部をもったソナタ形式。

執筆者: 和田 真由子

楽章等 (3)

第1楽章

総演奏時間:8分30秒 

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第2楽章

総演奏時間:7分00秒 

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第3楽章

総演奏時間:4分30秒 

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