
解説:齊藤 紀子 (334文字)
更新日:2008年9月1日
解説:齊藤 紀子 (334文字)
オルガニストとしても活躍したドイツの作曲家。カルルシュテットによる作品目録には、300曲近い作品が挙げられている。140曲ほどある器楽曲の内、20曲ほどの室内楽を除くとすべて鍵盤楽器のための作品となっている。なかでも、約90曲あるオルガンのための作品は、トッカータ・プレリュードやフーガ、シャコンヌなど多くの曲種を手がけている。
オルガニストであった父親に学び、オルガニストとなった。北ドイツの自由ハンザ都市、リューベックの聖マリア教会のオルガニストを務め、前任者トゥンダーの娘と結婚した。「夕べの音楽(アーベトムジーク)」という教会演奏会の慣習も引き継ぎ、この演奏会をさらに発展させた。マッテゾンやヘンデル、J.S.バッハは、若い頃にブクステフーデのもとを訪れている。
執筆者:
齊藤 紀子
<続きを表示する>
作品(26)
ピアノ独奏曲 (3)
組曲 (19)
変奏曲 (6)
a
b