シャムライ, コンスタンチン 1985 Shamray, Konstantin
プロフィール (690文字)
更新日:2021年3月3日
プロフィール (690文字)
~ロシアンピアニズムの祖ネイガウスの直系の弟子であるゼリクマン、トロップ両氏からの指導を受けた数少ないピアニストの1人。2008年シドニー国際の覇者~
1985年ロシア・ノヴォシビルスク生まれのロシア人ピアニスト。6歳からケーメロヴォ音楽学校に通いはじめる。1996年よりモスクワへ移住し名門グネーシン特別音楽学校に転学、その後グネーシン音楽アカデミー卒業まで名教授タチヤナ・ゼリクマン女史に感情豊かな指導を受けた。院課程では世界的ピアニスト、ヴラジーミル・トロップ氏に師事。
その後ドイツへ渡りフライブルグ音楽学校にてティボール・サーズ氏に師事。2008年第9回シドニー国際コンクールにて優勝。観客賞ほか6つの賞を総なめにした。この優勝以来オーストラリア国内27のコンサート、その翌年にはオーストラリア弦楽四重奏団とともに14カ所でコンサートを開催。その後もロシア国内はもちろんの事イタリア、ドイツ、スペイン、オランダ、ベルギー、オーストリア、中国などで演奏活動を重ね、プラハフィル、ベルクラードフィル、モスクワフィル、ロシアナショナルフィルハーモニックオーケストラ、マリンスキーオーケストラ、リヨン国立管弦楽団、モスクワヴィルトゥオーゾ管弦楽団、シドニー交響楽団などでヴラジミール・スピバコフ、トゥーガン・ソヒエフ、ドミトリー・リス、ニコラス・ミルトン、ローレンス・フォスター、キリル・ペトレンコらと共演。また、キッシンゲン音楽祭、サンクトペテルブルグの白夜祭など数多くの音楽祭にて演奏している。現在、チャイコフスキー18の小品Op.72のCDがNAXOSからリリースされている。