
解説:齊藤 紀子 (286文字)
更新日:2008年8月1日
解説:齊藤 紀子 (286文字)
ピアニストでもあったチェコの作曲家。カール・フィリップ・エマニュエル=バッハに師事し、ドイツ語圏の古典派とロマン派の作品を橋渡しするような作風の変化をみせた。幼少の頃からピアノやオルガンにふれ、教会の聖歌隊に入っていた。ヨーロッパ各地で演奏会を開き、ドイツやロンドンに移ったこともあるが、主にパリに居住を構えた。
作品には、ベートーヴェンからシューマン、メンデルスゾーンの作品に通じていくような作風の変化がみられる。また、ピアノ製造業のブロードウッド社に音域を半オクターヴ広げたピアノを作らせ、このピアノのための作品も手がけた。ピアニストとしては、レガート奏法に長けていた。
執筆者:
齊藤 紀子
<続きを表示する>
※
表記ゆれの例:デュセック デュシーク ドゥセック
作品(58)
ピアノ協奏曲(管弦楽とピアノ) (1)
協奏曲 (14)
ピアノ独奏曲 (11)
ソナタ (19)
ピアノ合奏曲 (5)
ソナタ (7)
a
b