グールド, モートン : パヴァーヌ(ピアノデュオ/連弾)
Gould, Morton : Pavanne (Second Movement from Symphonette No. 2)
作品概要
楽曲ID:85592
出版年:1938年
初出版社:Belwin-Mills
楽器編成:ピアノ合奏曲
ジャンル:パヴァーヌ
総演奏時間:3分00秒
著作権:保護期間中
原曲・関連曲: グールド, モートン 《《第2アメリカン・シンフォネット》からパヴァンヌ》
出版年:1938年
初出版社:Belwin-Mills
楽器編成:ピアノ合奏曲
ジャンル:パヴァーヌ
総演奏時間:3分00秒
著作権:保護期間中
原曲・関連曲: グールド, モートン 《《第2アメリカン・シンフォネット》からパヴァンヌ》
解説 (1)
解説 : 西原 昌樹
(569 文字)
更新日:2023年7月18日
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解説 : 西原 昌樹 (569 文字)
更新日:2023年7月18日
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モートン・グールドの管弦楽曲「アメリカン・シンフォネット第2番」の第2楽章を作曲者自身がピアノデュオ用に編曲したもの。連弾版、2台ピアノ版が別々に作られた。ピアノ独奏版もある。原曲はジャズ、ポップスの要素を取り入れたライトクラシックの組曲(全3楽章)の中間楽章。ブルーノート、スイング、セブンスコードを用いて、古雅なイメージのパヴァーヌを現代化。上品な流れにほどよいウィットを利かせ、発表以来、長く人気を博した。戦後の日本でも「シャボン玉ホリデー」のコマーシャルコーナーで必ず流れていたという。毎週何万もの日本人がこの曲をテレビ越しに聞いていたことになる。連弾と2台ピアノ、それぞれの特性に即した編曲ゆえ、両版の書法には大幅な相違がある。グールドが指揮・作曲の比重を高めた時期の所産だが、かつてバート・シェフターと組んだピアノデュオの6年間の演奏経験がよく生かされている。両版ともチェルニー30番程度の難度。特に2台ピアノ版は弾きやすく配慮されている。アレグレット、4分の4拍子、ヘ長調。簡素ではずむようなベースになめらかなメロディが乗って開始、軽妙に展開する。
執筆者:
西原 昌樹
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