ロシア民謡 :ヴァーニャが長椅子に座っていた(寂しくヴァニャ、ウァーニャがいすに)
Russian Folk Songs:Сидел ваня (Sidel vanq)
編集部コメント : ピティナ・ピアノ曲事典編集部 (251文字)
ロシア民謡のうちで有名になっている歌のひとつ。ヴァーニャ(イヴァン)が一人で酒を飲んでいるときのことを歌ったもので、ラム酒を一杯ついで飲み干す前に恋しい人を呼んだというものである。1869年夏、チャイコフスキーがカーメンカ(カミャンカ)で家族と過ごした休みに、その土地の職人からこの旋律を聞いて書き取り、《弦楽四重奏曲第1番》の第2楽章「アンダンテ・カンタービレ」の主題として用いたため広く知られるようになった。その他に、リムスキー=コルサコフが編んだ《ロシア民謡集》の中にもこの民謡が収められている。
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲 第1番 第2楽章 アンダンテ・カンタービレ Op.11 変ロ長調
調:変ロ長調 総演奏時間:7分00秒
リムスキー=コルサコフ:100のロシア民謡選集 第14曲 寂しくヴァニャ(ウァーニャがいすに) Op.24
チャイコフスキー:50のロシア民謡 第47曲 寂しくヴァニャ(ウァーニャがいすに)
チャイコフスキー:チェロと弦楽のための「アンダンテ・カンタービレ」
総演奏時間:7分30秒
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