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作・編曲者等不詳 : シレジアのおどり

anonymous / unknown : Silesian Dance

作品概要

楽曲ID:77832
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:種々の作品
総演奏時間:0分40秒

解説 (2)

解説 : 川岡 優子 (338 文字)

更新日:2022年2月28日
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シレジアは、現在のポーランド南西部からチェコ北東部に属する地域の名称(英語"Silesia")です。シレジアではフォークダンスがとても盛んです。今回の楽譜にも 6人の女の子達が横に手を繋いで楽しそうにステップを踏んでいる絵がありますね!シレジアのフォークダンスの中に、この絵のように 6 人の女の子が手を繋いで一列になってステップを踏み、歌いながら踊る四拍子の曲があります。またこのメロディは、「シレジア地方のスキップダンス」という題名で、c から g の音で吹ける曲として、リコーダーの初心者用テキストにキーズベルト編曲の楽譜が載っています。この絵を見て、アレグロで四拍子のシレジアのおどりを分析しながらイメージしていきましょう。(2022アナリーゼ特集vol.1より転載)

執筆者: 川岡 優子

演奏のヒント : 大井 和郎 (404 文字)

更新日:2022年5月20日
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テンポマーキングがAllegroの舞曲ですので、楽しく軽快に弾きましょう。それにはアーティキュレーションをはっきりすることが大切です。例えば1小節目の右手、1拍目2拍目は短いスタッカートで。3拍目から4拍目にかけて、GFEがありますが、GFEまでレガートで繋ぎ、Eを弾いた瞬間に短いスタッカートにします。

以下同様に、8分音符が関わってくる旋律の場所はレガートを用い、4分音符はスタッカートにするとよいでしょう。2分音符は音価の通りそのまま伸ばします。リピートの時(4小節目)、短く切らないように注意してください。

ダイナミックは、基本的にフォルテで弾き、8-9小節目はメゾフォルテにして、6-7小節目と対比させます。

技術的に難しいのは、7小節目、3ー4拍目の左手、同様に、9小節目の3ー4拍目の左手も同じです。粒がそろうようによく練習をしておきましょう。

全体のテンポですが、2分音符が110位で良いと思います。

執筆者: 大井 和郎

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