作品概要
楽曲ID:7338
出版年:1871年
初出版社:Breitkopf
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:曲集・小品集
総演奏時間:21分30秒
著作権:パブリック・ドメイン
※特記事項:※ 『ステファン・ヘラー ピアノ曲集 II』(カワイ出版、2014)より出版社の許可を得て転載。 カワイ出版ONLINE:http://editionkawai.shop16.makeshop.jp/shop/shopdetail.html?brandcode=000000006083
出版年:1871年
初出版社:Breitkopf
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:曲集・小品集
総演奏時間:21分30秒
著作権:パブリック・ドメイン
※特記事項:※ 『ステファン・ヘラー ピアノ曲集 II』(カワイ出版、2014)より出版社の許可を得て転載。 カワイ出版ONLINE:http://editionkawai.shop16.makeshop.jp/shop/shopdetail.html?brandcode=000000006083
解説 (1)
総説 : 上田 泰史
(446 文字)
更新日:2014年11月21日
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総説 : 上田 泰史 (446 文字)
更新日:2014年11月21日
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出版:Paris, Maho, 1872
献呈:Son ami H. D. Holmes
第4 番 「孤独な花」 十分に遅く、簡素かつ繊細な表現で 嬰ヘ短調
シューマンの『森の情景』第3 曲と同じタイトルだが、シューマンの「孤独な花」が複数形であるのに対しヘラーの場合は単数形。実際、シューマンが冒頭の旋律を伴奏付きの2 声で書いているのに対し、ヘラーの「孤独な花」は冒頭18 小節の間、一本の線のみで書かれている。この点、シューマンが喚起した愛想の良い花々とは異なり、ヘラーの花は侘しさを湛えている。
第6 番 「追われるリス」 たいへん急速に ロ長調
狩人が追うこのリスは日本人に馴染みのシマリスではなく、西洋に広く生息するキタリスの仲間。毛皮等に利用されるため古くから狩りの対象とされた。タイトル中のリスは単数形。
冒頭の手を交差させながら急速に駆け下りるアルペッジョ、中間部の上下行するアルペッジョは逃げ惑うリスの動きを活写する。ホルンを模した最後の3 小節は首尾よく獲物を手にした狩人の歓びか。
執筆者:
上田 泰史
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