ホーム > バッハ > 組曲 ホ短調 > クーラント

バッハ :組曲 クーラント BWV 996

Bach, Johann Sebastian:Suite Courante

作品概要

楽曲ID:65080
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:組曲
総演奏時間:2分40秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用3 応用4 応用5 発展1 発展2 発展3 発展4 発展5

楽譜情報: 0件

解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (400文字)

更新日:2024年1月8日
[開く]

クーラントには2種類あり、フランスで発展したタイプのクーラントとイタリアのコレンテから来ている物があります。これは、3/2拍子で、フランスタイプのクーラントですから、速いテンポで演奏してはいけません。もっとも、書かれている多くの装飾音を弾こうとしたとき、テンポが速くては無理が来ます。ゆっくりしたテンポを選んでください。

前半で最高音はソプラノのGであり、前半では3回出てきます。好みで意見が分かれはしますが、恐らく最もテンションの高いのは9小節目の2拍目のGで、大きな跳躍によってGに達しますので、この辺りの音量は大きくても良いです。

後半の最高音は19小節目のCです。音符も細かくなりテンションも上がる部分です。18小節目には1拍目に2分音符のHが来ますが、これは、15小節目から始まるソプラノの上行形シークエンスが最後に達する音ですので、音量は大きく、そのままの大きさで19小節目に入ってください。

執筆者: 大井 和郎
現在視聴できる動画はありません。  

楽譜

楽譜一覧 (0)

現在楽譜は登録されておりません。