クレメンティ :ソナチネ ニ長調 Op.37-2
Clementi, Muzio:Sonatine D-Dur Op.37-2
解説 : 今関 汐里 (282文字)
クレメンティのソナチネOp. 37は、もともと《ヴァイオリンまたはフルートの伴奏付きソナタ》Op. 4(1780)として作曲した作品を作曲者自身が後にピアノ独奏用のソナチネに編曲したものである。Op. 37という作品番号はクレメンティ自身によるものと見られているが、研究者アラン・タイソンによって整理された作品目録では同じ作品番号に《3つのソナタ》が当てられているため、注意が必要である。
4分の3拍子、ニ長調。複合三部形式。主部(Menuetto)では、冒頭主題がニ長調で登場した後、副次主題(9小節目-)はイ長調で登場する。中間部(Trio)はト長調に転調する。
第1楽章
調:ニ長調
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楽譜1
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第2楽章
楽譜2
ソナチネ 第2楽章
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