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テレマン : ジーグ ト長調

Telemann, Georg Philipp : Gigue G-Dur

作品概要

楽曲ID:62565
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:性格小品
総演奏時間:0分30秒
著作権:パブリック・ドメイン
原曲・関連曲: 曲集・オムニバスプレ・インベンション

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:基礎3 基礎4 基礎5

楽譜情報:15件

解説 (2)

解説 : 今関 汐里 (139 文字)

更新日:2019年3月7日
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ト長調。二部形式(第1部:1-8小節、第2部:9-16小節)。バロック時代に典型的なように、左右が独立した声部を奏でる。片方の手が八分音符を演奏する際には、もう片方の手が付点四分音符を演奏する。第2部冒頭の4小節間は、Vの和音が支配的となるが、作品全体はト長調で作曲されている。

執筆者: 今関 汐里

演奏のヒント : 大井 和郎 (438 文字)

更新日:2019年5月23日
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楽しく生き生きと弾きたいジーグですね。筆者の手元には全音版の楽譜がありますが、アーティキュレーションやダイナミックマーキングは編集した方が書き入れたのではないかと想像しています。

ここでは、指番号に付いてヒントを差し上げたいと思います。この全音版は、冒頭、左手の指使いは 4-5 と書いてあります。筆者も2,3回弾いてみましたが、この4-5という指使い、難しいですね。以下ご参考まで。

全て左手のお話になります:

アーフタクトー1小節目のバス、G-G 5-5

4小節目最後のGから5小節目最初のG 5-5

8小節目 最後のG 5

8小節目最後のD 5

9小節目 DとG 5-2

10小節目 D オクターブ下のD D 5-5-5

11小節目 最初のD 5

12小節目 2つ目オクターブ下のD 5

筆者にとっては上記指使いの方が楽です。ご参考まで。

もしも、前半、後半ともに繰り返しをするのであれば、後半2回目で曲を終えるとき、16小節目はテンポを思いっきり引っ張ってクレシェンドをかけ終わると良いです。

執筆者: 大井 和郎

楽譜

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