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Saint Lambert, Monsieur de :

作品概要

楽曲ID: 62560
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:種々の作品

解説 (2)

解説 : 今関 汐里 (185 文字)

更新日:2019年3月7日
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||:  8  :||  12  || の2部形式。「四分音符」の画像検索結果「四分音符」の画像検索結果「四分音符」の画像検索結果のリズムが作品全体を通して登場する。右手が旋律を担当し、左手がバス音を奏でる。9~16小節は一時的にニ長調の響きになるが、最後は主調に戻る。

執筆者: 今関 汐里

解説 : 熊本 陵平 (509 文字)

更新日:2025年10月19日
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ト長調、二部形式である。

A[a(1から4小節)+a1(5から8小節)]

B[b(9から12小節)+c主題反行展開(13から16小節)+c1終結(17から20小節)]

ブーレー(bourrée)は速いテンポの2拍子の踊りで、ガヴォットと似て上拍から始まることを特徴とする。このため、楽譜はコモンタイムで書かれているが4拍子ではなく2拍子で捉えたい。上拍の表現はアウフタクトによってなされている。

全体として4小節の小楽節を軸に構成されている。A楽節は主題提示。アウフタクトからリズミカルに始まる主題である。楽節bでは左手は2つの全音符と1つの付点二分音符によって下行順次進行となっていて動きは大人しいが、より横への進行が意識される。楽節cは主題の反行形である。楽節bからcにかけて属調ニ長調へ転調する。終結c1は再び主調へ戻る。一貫して同じリズムが全体を支配しているため、特徴的なリズムを捉えた表現をしたい。

執筆者: 熊本 陵平

楽譜

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