また、年代は不明だが、ベルリンのシュレージンガーから《25の旋律的練習曲 25 Études mélodiques》と改題され「作曲者によって見直された新版 Nouvelle Édition révue par l’auteur」と記された楽譜が出版された。この段階で、第11番と第17番に中間部が加わり、それに伴い主部にも若干の改訂が施されている。このシュレージンガー版は、恐らく決定稿と思われ、その後、世界各地で出版されたこの練習曲集の楽譜の殆どは、このシュレージンガー版のヴァージョンに基づいている。