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バッハ :ソナタ アルマンド BWV 965

Bach, Johann Sebastian:Sonate  Allemande

作品概要

楽曲ID:54271
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:2分30秒
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (515文字)

更新日:2023年10月6日
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このアルマンドの強弱を決定する上で以下を参考にしていただければと思います。1~14小節間を例に取りたいと思います。筆者が個人的に重要だと感じる音を抜粋します。右手ソプラノのラインのお話です。

1小節目 3拍目A と4拍目G

2小節目 1拍目F 3拍目E 4拍目D

3~5小節間 3小節目の1拍目Cが5小節目まで

6小節目 1拍目D

7小節目 1拍目E

8小節目 3拍目F

9小節目 3拍目E

10小節目 3拍目D

11小節目 1拍目C

12小節目 1拍目H 3拍目A

13小節目 1拍目Gis 2拍目A 3拍目H 4拍目A

14小節目 1拍目Gis

このように抜粋すると、見事にa-mollの音階が順次進行で、並びますね。

3~5小節間のようにCがずっととどまっているところは、バスの動きに注目してみましょう。そうするとこの動きも音階を割り当ててしまうと、順次進行でスムーズに動いていることがわかります。

基本的には、右手のソプラノに合わせ、音が上に行くほどテンションをあげ、下に下がるほど音量を落としてあげると自然な流れになります。もちろん、要素はこれだけではなく、和音の種類等にも関連してくるのですが、このようなガイドラインが基本的に助けになると思います。

執筆者: 大井 和郎

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