ヘンデル :組曲(クラヴサン組曲第1集から) ジーグ HWV 431

Händel, Georg Friedrich:Suite Gigue HWV 431

作品概要

楽曲ID:44784
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ジーグ
総演奏時間:3分00秒
著作権:パブリック・ドメイン
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解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (467文字)

更新日:2024年7月15日
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実に様々な発想が出来るジーグです。左手のトリルは右手と10度の音程を保ちつつ右手と同時に弾かれますので、この左手のトリルがきちんと弾けるようにすることが大切です(例:2小節目2拍目等)。原調はfis-mollですが、A-dur等に転調しますので、その度にカラーを変えるようにしてください。

例えば、1小節目のテーマ(主題)は比較的弱い音量で、2小節目のテーマは2声同時ですので音量を上げ、3小節目でA-durとなりますので、音量を控え、カラーを変える感じです。つまりは、各テーマはそれぞれの状況が異なりますので、表情を色々変えてみてください。

また、このジーグのピークポイントを考えてみましょう。この曲の最高音(最も高い位置にある音)は、33小節目の1拍目で見られるHの音ですが、前半ではこの音は出てきません。後半33小節目で初めて出てきます。

この33小節目もテンションが高いのですが、35小節目3拍目から始まる長い上行形シークエンスでテンションがかなり高くなってからの、38小節目のHの音の方が、音量的には大きいと感じて良いと思います。

執筆者: 大井 和郎
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