作品概要
解説 (1)
演奏のヒント : 大井 和郎
(421 文字)
更新日:2023年4月16日
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演奏のヒント : 大井 和郎 (421 文字)
更新日:2023年4月16日
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イタリアンスタイルのコレンテであるので、テンポは速く弾きます。このコレンテで大事なのは生き生きした感じを出すことと、ダイナミックの変化です。楽譜には多くの16分音符と、付点8分+16分のリズムが書かれています。
この、付点8分音符+16分音符のリズムで、拍の頭に(付点8分に)アクセントを少し付けることで、メリハリが出てきて拍をきちんと認識して聴くことが出来ます。そもそも拍の認識が難しい曲ではないのですが、アクセントを8分音符+16分音符に付けてあげることでさらにわかりやすく軽快になります。
前半、5小節目より4つの上行形シークエンスにより、8小節目に達し、前半の最高音Cに達します。ここまで基本的にはクレシェンドをかけていきます。そこから今度は下行シークエンスで13小節目までおりてきます。基本的にはディミヌエンドをかけます。
17小節目のダブルトリルは両手とも可能な限り速く弾きます。以下、後半も同様に分析し、ダイナミックを決定して下さい。
執筆者:
大井 和郎
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楽譜
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