作品概要
解説 (1)
演奏のヒント : 大井 和郎
(423 文字)
更新日:2024年2月19日
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演奏のヒント : 大井 和郎 (423 文字)
更新日:2024年2月19日
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バッハの選ぶF-durという調は、強く、太く、速く、活気に満ちあふれる面と、ゆっくりと、大変穏やかな感情を表現する面と大きく分けるとこの2つになります。勿論このアルマンドは後者に属します。バッハのF-durで、穏やかな面を表現した曲を知るために、平均律曲集第2巻、F-durのプレリュードを聴いてみて下さい。とても参考になると思います。
これらの理由から、このアルマンドに出てくる32分音符、16分の3連符は、勿論、忙しくきこえて欲しくはありませんので、これらの細かい音符が無理なく演奏出来る、かなりゆったりめのテンポを選んで演奏して下さい。
アーティキュレーションに関してですが、3連符をスタッカート気味に、ドライに弾く奏者もいます。これはこれで良しとします。3連符をドライに弾いても、何故か、さほど忙しい感じはしません。
17小節目、21小節目、6度や9度の音程が同じ方向に進みますので、若干ですが、下の声部の音量を落とすことで、綺麗にきこえます。
執筆者:
大井 和郎
楽譜
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