バッハ :イギリス組曲 第4番 アルマンド BWV 809

Bach, Johann Sebastian:Englische Suiten Nr.4 Allemande

作品概要

楽曲ID:39104
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:アルマンド
総演奏時間:3分30秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

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楽譜情報:14件
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解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (423文字)

更新日:2024年2月19日
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バッハの選ぶF-durという調は、強く、太く、速く、活気に満ちあふれる面と、ゆっくりと、大変穏やかな感情を表現する面と大きく分けるとこの2つになります。勿論このアルマンドは後者に属します。バッハのF-durで、穏やかな面を表現した曲を知るために、平均律曲集第2巻F-durのプレリュードを聴いてみて下さい。とても参考になると思います。

これらの理由から、このアルマンドに出てくる32分音符、16分の3連符は、勿論、忙しくきこえて欲しくはありませんので、これらの細かい音符が無理なく演奏出来る、かなりゆったりめのテンポを選んで演奏して下さい。

アーティキュレーションに関してですが、3連符をスタッカート気味に、ドライに弾く奏者もいます。これはこれで良しとします。3連符をドライに弾いても、何故か、さほど忙しい感じはしません。

17小節目、21小節目、6度や9度の音程が同じ方向に進みますので、若干ですが、下の声部の音量を落とすことで、綺麗にきこえます。

執筆者: 大井 和郎

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