作品概要
解説 (1)
演奏のヒント : 大井 和郎
(377 文字)
更新日:2024年4月1日
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演奏のヒント : 大井 和郎 (377 文字)
更新日:2024年4月1日
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このクーラントは3/2拍子であるので、フランススタイルのクーラントであることに間違いありません。クーラントは最も誤解されている舞曲で、イタリアのコレンテと、フランスのクーラントはスタイルが異なります。
フランスのクーラントは、知的な部分や教養、威厳を披露する舞曲であり、忙しく動く舞曲ではありません。ところが、多くの著名なピアニストでさえもその事実を知ること無く、速いテンポで演奏してしまいます。
これらのフランススタイルのクーラントを速いテンポで演奏してしまうと、必ず無理が生じます。例えば23小節目のような装飾音をきちんと入れる場合、あまりにもテンポが速いととても忙しく感じてしまいます。このクーラントは、フランススタイルのクーラントにしては装飾音が少なく、なおさら速いテンポを選んでしまいがちですが、2分音符=60以下に設定することをお勧めいたします。
執筆者:
大井 和郎
楽譜
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