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バッハ :組曲 ガヴォットとロンドー BWV 822

Bach, Johann Sebastian:Suite Gavotte en Rondeau

作品概要

楽曲ID:38225
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ガヴォット
総演奏時間:1分00秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用3 応用4 応用5 発展1 発展2 発展3 発展4 発展5

楽譜情報:2件

解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (462文字)

更新日:2024年1月8日
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形式は、A-B-A-C-A となるロンド形式です。ガヴォットとロンドではなく、ロンド形式のガヴォットとお考え下さい。

このガヴォットは、躍動的で軽快なガヴォットではなく、寂しさ、情を感じるロマンティックな要素も持ち合わせているガヴォットと考えることもできます。勿論、メトロノームのように正確にリズムを刻み、軽快に、スタッカート演奏することもでき、それは否定しません。

しかしながら、例えばBセクションのB-dur(平行調)を演奏しても、どことなく寂しさを感じるB-durであり、そしてすぐにg-mollに戻ると、再び現実に引き戻される感じがします。メトロノームに、より近づき、正確に、軽快に弾く演奏法と、もう1つは、ペダルを多く用いて、即興的に、ロマンティックな演奏をすることも1つの考え方で、筆者が演奏するとなれば、後者を選ぶと思います。

特にピークポイントというものはこの曲には存在せず、寂しく、空虚的な時間が流れますので、大きな強弱の変化は無くても構わないと思いますが、まずは奏者が感じる感じ方を尊重し、表現してみて下さい。

執筆者: 大井 和郎
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