バッハ :組曲 前奏曲 BWV 821

Bach, Johann Sebastian:Suite Prelude

作品概要

楽曲ID:38218
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:組曲
総演奏時間:1分00秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

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解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (424文字)

更新日:2024年1月19日
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B-durはバッハに取っては、品性のある調で、どことなく贅沢感を感じる調です。パルティータのB-durなどを聴くと雰囲気がよくわかります。このB-durのプレリュードもそのような意味で気品があります。

テーマ(主題)は、1小節目のソプラノで2小節目のFで終わると仮定します。このテーマはその後、声部を変えたり、出てくるタイミングが変わったり(4拍目から出たり)しますので、その度にこのテーマを目立たせて聴かせて良いでしょう。

この曲のピークポイントは13小節目で、ソプラノが最高音のCに達しますので、この小節を目指して方向性を聴かせて下さい。また13小節目ではなく、16小節目をピークポイントとしても良いです。ここはバスがテーマを奏でる部分で、全体の層も、13小節目よりも厚くなっているからです。

この曲は基本的には3声で進みますが、17小節目4拍目よりバスの保続音(オルガンポイント)が出てきて、4声体になります。スケールの大きさを感じて弾いて下さい。

執筆者: 大井 和郎
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