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バッハ :組曲 アルマンド BWV 819

Bach, Johann Sebastian:Suite Allemande

作品概要

楽曲ID:38208
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:アルマンド
総演奏時間:3分00秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:発展1 発展2 発展3 発展4 発展5

楽譜情報: 0件

解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (505文字)

更新日:2024年1月21日
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平坦に進んでしまいがちなアルマンドですが、カデンツが4つあります。この形から覚えましょう。

最初のカデンツは6小節目、1~3拍間にあります。右手のBAsGFGEsBDEsがその形になります。その間左手は、8分音符を4つ弾きます。そしてその4つの8分音符の中で、最後の2つはオクターブになります。

2つ目は、13小節目、前半最後の小節になります。右手の音形が異なりますが、左手の8分音符の最後の2つがオクターブであることと、前半最後の小節であることから、この13小節目もカデンツとみなします。

3つ目は、19小節目に、4つ目は、最後の小節である26小節目に、いずれも1~3拍間に現れます。

奏者はカデンツが曲の分かれ目(切れ目)として考え、そこに至るまでの経緯を、強弱、音質、ムード等、4つとも異ならせて下さい。

例えば3つ目のカデンツは、f-mollで終わっています。14小節目から始まる後半は、16~19小節間をピークポイントとして、テンションが高いセクションになります。

一方で1つ目のカデンツ、6小節目に至るまでは、比較的大人しく、テンションも低いものと考えて良いでしょう。

それぞれに適切な音量と音質を与えて下さい。

執筆者: 大井 和郎
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