ヒナステラ : ピアノ・ソナタ 第1番 第4楽章 Op.22
Ginastera, Alberto : Sonata para piano No.1 Mov.4 Ruvido ed ostinato
作品概要
楽曲ID:33474
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:2分30秒
著作権:保護期間中
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:2分30秒
著作権:保護期間中
解説 (2)
解説 : 瀬田 敦子
(154 文字)
更新日:2019年11月29日
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解説 : 瀬田 敦子 (154 文字)
更新日:2019年11月29日
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冒頭に<無骨に荒々しく、そして頑固に執拗に>と記されたこの楽章は非常に激しくリズム的要素が強い。2拍子と3拍子が小節ごとに入れ替わって、波のように寄せたり引いたりを繰り返しながら、爆発的なエネルギーの解放へ向かっていく。 開放された時の爽快感は物凄い!ヒナステラ作品の魅力はここにあると言っても過言ではない。
執筆者:
瀬田 敦子
解説 : 川端 美都子
(210 文字)
更新日:2024年1月21日
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解説 : 川端 美都子 (210 文字)
更新日:2024年1月21日
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第4楽章は、激しい打楽器的要素とオスティナートのような、ヒナステラ作品の最終楽章によく出てくるマランボの諸要素が見られる。楽譜に示された「3/8=6/16拍子」という拍子記号からも、マランボの基礎となるセスキアルテーラの特徴を読み取ることができる。また、右手における単音の旋律が、後に両手のオクターブのカノンで出てくるなど、同じ旋律型が定期的に現れる度に、創意工夫を凝らした表現に変わっていくのは、実にヒナステラらしい。
執筆者:
川端 美都子
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