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ラヴェル :古風なメヌエット 嬰ヘ短調

Ravel, Maurice:Menuet antique fis-moll

作品概要

作曲年:1895年 
出版年:1898年 
初出版社:Énoch
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:メヌエット
総演奏時間:6分00秒

解説 (1)

執筆者 : ピティナ・ピアノ曲事典編集部 (318文字)

更新日:2010年1月1日
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この『古風なるメヌエット』はラヴェルがまだパリ音楽院の学生だった1895年に作曲された、初期の作品である。タイトル通り、中間部にトリオの部分を置いた、古風なメヌエットの形式をそのまま用いている。メロディーも素朴で温かくロマンティックな特徴を備えるが、7や9の和音を多用してラヴェル特有の現代的、都会的な洗練された小品に仕上がっている。冒頭の密集した和音による音型をテーマに用い、それを左手にも登場させるが、決して厚ぼったい混乱した響きにはならず、若いながらも巧みな作曲技法を見せる。中間部のトリオの部分では一転して穏やかなメロディーが流れるように登場するが、その終わり近くでは冒頭部の密集した和音の音型も挿入し、絶妙な効果を上げている。

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